談話理解とロジック (<特集>「次世代自然言語処理技術」)
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概要
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自然言語意味論の新しい枠組みとして,状況意味論が提案され,そのメタ理論としての状況理論の基礎もいよいよ固められつつある.また一方で,発話行為論の仕様をロジック(論理)で記述する方法も順調に発展している.さらに,ロジック・プログラミングにおいては,制約ロジック・プログラミング図式が提唱され,応用範囲の広がりを見せている.本稿は,談話理解の隣接分野における,この3つの新しい動きについて,基本のアイデアを解説し,また談話理解システムへ向けて,アイデアの統合を展望する.統合の基盤はロジックである.
- 社団法人人工知能学会の論文
- 1988-05-20
著者
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