性に対する態度および性行動の規定因
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概要
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The purpose of this study was to investigate what factors determined sexual attitudes and sexual behaviors. The scale for sexual attitudes was constructed by Wada and Nishida(1991) in the light of previous studies and consisted of three subscales (sexual permissiveness, sexual responsibility, and sexual instrumentality). As for sexual behaviors, the level of sexual experience between an opposite-sex partner and the number of contact with sex industries were asked. Personal backgrounds, parents' backgrounds, friendship, and social conscious-ness were considered to be determining factors. Subjects were 163 national university students (72 males and 91 females) and 87 private university students (46 males and 41 females). Major findings were as follows: (1) The more sexual permissive they were, the more sexual behaviors they experienced. (2) Male sexual permissiveness was determined by school record, socio-economic status of his home, and father's view of sex. Female sexual permissiveness was determined by age, commutation to university, mother's view of sex, amount of talk with family on sex, focusing on her own life and emphasis on her own senses. (3) The level of male sexual experience were determined by commanding money for a month, school record, having a lover or not, and socio-economic status of his home. That of female sexual experience were determined only by having a lover or not.
- 日本社会心理学会の論文
- 1992-02-25
著者
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和田 実
東京学芸大学教育学部
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和田 実
東京学芸大学教育心理学
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西田 智男
東京学芸大学教育学部
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和田 実
東京学芸大学
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西田 智男
東京学芸大学教育学研究科
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西田 智男
東京学芸大学教育学部:(現)東久留米市立第2小学校
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和田 実
東京学芸大
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