コンピュータを援用したアニメーション教育
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概要
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視聴覚対応情報,特にアニメーションをデジタル処理するシステムの広範な普及にともなって,伝達・記録・思考のための情報の形式としてアニメーションが日常的に活用できるようになった.アニメーションは情報を表現する形式として好ましい多くの特性をもつため,今後はテキストとともに情報の表現の重要な部分を担っていく可能性がある.大学を初めとして,教育の場への情報リテラシ教育の導入が進められているが,このような傾向を考慮すると,早急に,その一部としてアニメーションを活用する能力の育成が加えられるようにしなければならない.著者らは,このような動機からコンピュータを援用したアニメーションリテラシ教育を実施してきたが,いろいろな技術上の課題を解決しなければならなかった.特に,短期間の実習によって運動の設計に興味が向けられていくようにするためには,課題を適切に設定することが重要であることが明らかになった.
- 1994-08-18
著者
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