新しい固定化菌体・酵素バイオリアクターによるでんぷん質原料からのアルコール連続生産
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概要
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糖化酵素をγ-アルミナ粉末に吸着させ, さらにアルギン酸アルミニウムで包括した固定化酵素と二種類の酵母を混合してアルギン酸アルミニウムで包括した固定化酵母混合菌体を充填した新しいバイオリアクターを開発した. 供給液は各種でんぷん質を原料とし液化したものであり, pHは2.8〜3.2である. 反応は糖化・発酵を同一リアクター内で行わせる並行複発酵である. 装置当たりの平均液滞留時間が20〜30時間, 温度30℃においてアルコール濃度が60〜95kg/m^3の連続運転が7〜36日間行うことができ, 雑菌汚染の危険性がなかった.
- 1989-03-25
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