「出来る」から「分かる感動」への教養情報教育 : 人間・社会・日常性とコンピュータサイエンス
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概要
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コンピュータサイエンス(CS)には, 感動的ともいえる面白い概念や考え方がたくさんある. しかし,ー方で「CSは教養惰報処理としては難しい. 直接的実用性が見えにくいので学生受けしない. 文科系には無理だ. 応用ソフトが充実してきた」などの理由付けによって, CSを無視したソフト操作偏重教育が行われがちだという現実もある. この傾向は, 近年の急激な情報処理環境の変化によって助長されているといえる. ここでは, CSの面白さを学生に実感させるため, 応用ソフトに埋め込まれたCSの諸概念を掘り出し, 人間や社会の文脈との関わりを意識して行った教育実践を報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-19
著者
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