三次元CT用マルチプロセッサシステムのハードウェア評価
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概要
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我々はコーンビーム三次元X線CTのボクセル再構成用の分散メモリ型マルチプロセッサシステムを作成した. コーンビームCTは二次元の投影像から三次元ボクセルを直接生成するために処理すべきデータ量が大きく, データ転送方法がシステムの性能を左右する重要な要素のひとつとなっている. 実際, 我々のシステムにおいても, コンボリューションのプロセスがバスネックになってしまっている. そこで今回我々は個々のデバイスのアクセス時間を細かく評価し, この実測データをもとにデータ転送方法を再検討してみたところ, 97秒かかっていたコンボリューションを71秒まで短縮することができた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-08-27
著者
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石橋 政一
(株)アプリオリ・マイクロシステムズ
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福田 安志
ソニー木原研
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佐々木 徹
(株)ソニー木原研究所
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福田 安志
(株)ソニー木原研究所
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石橋 政一
株式会社エム・イー
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佐々木 徹
株式会社ソニー木原研究所
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