PVFSを用いた計算機間MPI-I/O機能の実装と性能評価(通信ライブラリ, 「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2005))
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概要
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PCクラスタは、近年のPCの価格低下と性能向上により、非常に広く利用されるようになった。PCクラスタで実行される数値計算アプリケーションは、その規模が大きくなり、扱うデータ量も大規模化している。扱うデータが大規模化してくると、大規模なファイルシステムが必要になってくる。このような大規模なファイルシステムとして様々なものが開発されているが、その中でLinuxが稼働するクラスタにおいて利用可能で無償なシステムであるParallel Virtual File System(PVFS)がある。ただしPVFSは自計算機内でのみ利用可能であり、異なる計算機からは利用できない。そこで異機種計算機間通信ライブラリStampiが有するMPI-I/Oの仕様に基づく計算機間入出力機能にPVFSの入出力関数を導入し、異なる計算機からのPVFS利用を可能にした。本稿では、Stampiの計算機間入出力機能へのPVFS入出力関数の実装のメカニズム、実装した入出力機能の性能評価の結果について述べる。
- 2005-03-07
著者
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