電力安定供給のための情報通信技術
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電力系統は電力の発生(発電所)から輸送・分配(送配電線網)および消費(需要家)に至るまで, 大規模かつ複雑なネットワークシステムであり, 我が国の2003年度末の事業用発電所数は約1, 800力所(合計最大出力約2億3千万kW), 送配電線延長は約411万km, 変電所数は約6, 500カ所である.これを安定に運用し, 電力の安定供給を実現するため, 時間スケールで0.01秒から1, 000秒オーダにわたるさまざまな監視や制御が行われている.本稿では「重要社会インフラである電力系統の機能停止(大規模停電)を防ぐために情報通信技術がいかに使われているか」について, 電力系統の保護・制御システムを中心に情報通信技術の適用状況を紹介する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-15
著者
関連論文
- 400MHz帯移動無線における電波伝搬損失の最適予測
- SCADAシステムにおけるセキュリティ技術およびガイドライン
- B-1-51 建物遮蔽に起因する回折損失評価法の一考察(B-1. アンテナ・伝播A(電波伝搬,非通信利用),一般セッション)
- B-1-36 棒状遮蔽に起因する交差偏波識別度(XPD)劣化の簡易評価法(B-1. アンテナ・伝播A(電波伝搬,非通信利用),一般セッション)
- B-1-35 建物遮蔽のある無線回線における長期伝搬試験結果(B-1. アンテナ・伝播A(電波伝搬,非通信利用),一般セッション)
- 分散オブジェクトとモバイルエージェント技術に基づく電力系統制御システムの試作と評価・考察
- 監視制御システムにおけるセキュリティ技術の動向
- 知的情報処理技術の電力分野への応用 : 特集号によせて
- 電力安定供給のための情報通信技術
- 時刻同期を用いた広域保護システムへのIP通信の適用性評価
- 電力用架空光ケーブル線路における伝送遅延時間変動特性
- 電力用架空光ケーブル線路における伝送遅延時間変動特性
- 電力用架空光ケーブル線路における伝送遅延時間変動特性
- B-5-221 光電波融合通信システムの伝送特性予測手法に関する一検討
- ATM交換機におけるハイブリッド型優先制御方式の電力通信網への適用検討
- マイクロ波帯光電波融合通信システムの構成法(1)光変調器の多段接続構成および無バイアス変調特性
- 光電波融合通信技術をもちいた2.4GHz帯無線LANの伝送特性
- 光電波融合通信技術をもちいた2.4GHz帯無線LANの伝送特性
- 光電波融合通信技術をもちいた2.4GHz帯無線LANの伝送特性
- 広帯域通信と時刻同期網を用いた広域保護システムの提案
- 電力安定供給のための運用技術
- キャリヤリレーシステムへのATM伝送の適用について
- 送電線保護システムのATM網への収容に関する一検討
- 光ファイバ伝送路の伝送遅延変動特性
- SDH装置を用いた時刻同期装置の試作と特性
- SDH伝送網による時刻同期システムに関する一検討
- 5. 電力(平成5,6年度における電子情報通信分野のレビュー)
- 電力 ( 平成3,4年度における電子情報通信分野のレビュー 5.)