中小規模の研究機関のための情報管理の標準化
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概要
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経営管理において、いろいろな管理技術が目ざましい発展をとげているが、ドクメンテーションの必要性が叫ばれだしたのも、科学技術の発展による情報量の増大、技術革新による産業構造の変化などによる必然的な理由があるからである。このことは、現代の技術革新なり経営革新が、大企業、中小企業の企業規模に関係なく、中小企業においても、それなりに研究開発能力が大切であり、そのためには研究組織を整備し、情報管理の徹底を期す必要があるということを示している。しかし、具体的に中小規模の企業体が情報処理機関を組織化し、ドクメンテーション業務を始めようとすれば、いろいろな困難な問題にぶつかる。例えば、情報管理の部門は社内組織のどこに属すべきか、分散管理か集中管理、という様な組織的な問題。第二に技術的な問題として、情報の収集と範囲の問題、研究担当者等情報の利用する側の人々への報知の問題、分類の問題、検索の問題などがある。第三に情報管理をする人の問題がある。即ち、ドクメンタリストをどうするか、という問題である。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
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