企業におけるビジネス系データベースの利用実態 : 利用実態調査の成果と評価
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概要
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日本オンライン情報検索ユーザー会(OUG)経済・経営分科会では,我が国企業等におけるビジネス系データベースの利用実態を明らかにするため,昭和58年11月に,日本ドクメンテーション協会会員である企業,大学及び研究機関を調査対象としてアンケート調査を実施した。科学技術情報に比べて利用の立ち遅れている経済・経営情報の今後の活用に資するため,利用の現状,課題など多角的な分析を行っている。利用の現状としては,情報検索の担当部署,検索結果の利用部署,検索テーマ,データベース利用目的,機関内でのPR方法,SDI(Selective Dissemination of Information)サービス実施状況,情報の分析・加工状況,利用データベース及び利用程度を調査している。また今後のビジネス系データベースの有効利用計画を求めた。調査結果として多くのファイルにわたる利用が行われている反面,情報の加工・広報活動などで課題のあることが指摘される。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1984-12-01