実態調査に基づくビジネス系データベース利用の日米比較研究 : ユーザー調査結果の特徴とすう勢
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概要
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日本オンライン情報検索ユーザー会(OUG)では,オンライン・ビジネス系データベース利用の進め方,今後のすう勢を分析するため,データベース利用の実態を日本,米国で調査し,比較研究として成果をまとめた。調査は日米両国でアンケート調査の形で実施し(時期は日本1983年,米国1985年),対象は情報利用に先覚的な企業,研究機関で情報管理に当っている担当責任者の方々としている。設問内容は,日本,米国で共通のもの(一部を除き)として設定し,実態調査結果を比較分析のうえ,一つの試みとして「利用者像」(コンポジット・プロファイル)を提示した。調査項目は情報検索担当部署,情報検索結果の利用部署,検索テーマ,ビジネス情報検索の利用ケース,機関内でのPR活動,SDIサービス,ビジネス系データベース利用による情報の分析・加工,今後の有効利用計画,利用ファイルおよび1ヵ月当り接続時間・回数,今後の期待などである。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1986-01-01