空間情報の抽象化について
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概要
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オブジェクトの空間データと属性データを合わせ持つ地理情報システム上での記述・推論に関して述べる.空間データに対する計算法の1つであるRCCでは, 領域を基本単位として領域間のmereological, topologicalな性質についての質的な記述・推論を行う.本論文では, RCCをもとにして, 表示されているオブジェクトの空間情報と属性などの意味的な情報を統合的に記述して推論する枠組を示す.これによって、領域間にまたがる性質も同一の枠組で取り扱えるようになり, 広範囲の推論が可能になった.また, この枠組を利用して相対的位置関係を定義し, 地理情報システムにおけるデータの抽象化に適用できることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-11-15
著者
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