キャラクタ・ディスプレイ用ソフトウェア・システムについて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
キャラクタ・ディスプレイ装置を電子計算機の入出力端末として利用する場合, データ入出力用の画面を表示し, これを媒介として行うと, 視覚的認識性が良く, 入力・修正の操作が容易である, などの長所があるが, そのためのプログラムはアセンブラ言語で作成せねばならず, しかもキャラクタ・ディスプレイ装置に関する専門的な知識が必要であり, プログラム作成者の負担が大きいことが欠点である. そこで, 1)対話形式で画面の作成・修正ができること, 2)データ入出力を行うためのプログラムがフォートラン言語で記述できること, などを目的として, それぞれ独立した機能を持つサブルーチン群(キャラクタ・ディスプレイ用サブルーチン・パッケージと呼ぶ)から構成されるキャラクタ・ディスプレイ用ソフトウェア・システムを作成した. このソフトウェア・システムの機能は, 1)画面の編集, 2)入出力データの処理, 3)画面ファイルの維持, の3つに大別される. また, これらのサブルーチン・パッケージは, 1)画面作成サポート・システムによって対話型で利用される場合, 2)サブルーチン・コールによって実時間で利用される場合, とがある. このソフトウェア・システムによるサポートによって, 筆者らが開発したディスプレイ装置を入出力端末として, 対話型で利用する学習システムにおける教材プログラムの作成が, フォートラン言語で能率的に行うことができるようになった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1979-05-15
著者
関連論文
- オンデマンドストリーミング映像を用いた学習支援教材システム
- 73 マルチメディア教材の制作時に必要な諸技術の統合化(教材の開発IV,第19セッション)
- 荷振れ情報を必要としないクレーンの吊り荷の振動抑制制御
- 直進形クレーンにおける吊り荷の横揺れ抑制制御
- VRMLとJava3Dによる遠隔仮想作業空間における協調型CADデータ表示システムに関する研究
- VRMLによるCADデータ表示システムに関する研究
- キャラクタ・ディスプレイ用ソフトウェア・システムについて
- チャンネル型2次電子増倍管によるExoelectron放射の検出
- 高速乱数の2,3の性質について
- 高速乱数発生法について
- 有限要素法による円形テ-パ導波管の電磁界解析
- The design of logic programming learning system with Prolog
- ニューラルネットワークによる心電図QRS波の抽出
- 適応力コードブック構成によるベクトル量子化の画像符号化
- ディジタル信号処理の学習を目的とした実習環境--コマンドラインコンパイラ組み込み型教材による実現
- Windows アプリケーションにコマンドラインコンパイラを編入させた実習教材の開発
- Windows アプリケーションにコマンドラインコンパイラを編入させた実習教材の開発
- 超小型地球局を利用した衛星通信実験システムの構築
- 通信衛星用超小型地球局を用いた降雨減衰自動測定系の構築
- 有限要素法による円形テーパ導波管の電磁界解析
- NOAA 受信システムを用いた画像処理基礎教育
- CAIシステム構築に有用なコンピュータ技術の一考察
- ISDN回線による地域分散ホスト連携データベースシステム
- エキスパートシステム構築ツールを利用したCAI教材作成支援ツール
- Semantic Analysis of a Declarative Language Based on Knowledge Representation
- スペクトル拡散通信方式のデ-タ多重伝送への応用
- ホットスタンバイ方式による UNIX システムの高信頼化
- UNIXシステム高信頼化の一手法
- オンデマンドサービスを利用したコンピュータリテラシーのための学習支援システム
- N-017 映像ストリーミングを用いた学習支援情報システムに関する検討(N.教育・人文科学)