マルチプログラミング環境のマルチプロセッサにおける2レベル・スケジューリング : スケジューリング構造と性能評価

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空間分間スケジューリングの1つである2レベル・スケジューリングは,大規模マルチプロセッサにおける有望なスケジューリング方式である.2レベル・スケジューリングは,システム内のプロセッサを複数のグループ(プロセッサ・グループ)に分割して,複数のスレッドから構成されるプロセス対応にプロセッサ・グループを割り当てるグローバル・スケジューラと,プロセッサ・グループ内でスレッドのスケジューリングを行うプライベート・スケジューラから構成される.本論文では,2レベル・スケジューリングの構造およびインタフェースについて述べる.さらに,シミュレーションを用いて,2レベル・スケジューリングを単一キューに基づいた単純なスケジューリング方式および単一レベル・スケジューリング方式と比較する.その結果,2レベル・スケジューリングが他の2方式よりも優れていることを示す.さらに,2レベル・スケジューリングにおいて,プロセッサ・グループ内で実行すべきスレッドがなくて***となったプロセッサへの処理方式として,1)***プロセッサ保持方式,2)***プロセッサ解放方式,を取り上げる.また,どのプロセッサ・グループにも属さないフリープロセッサの割り当て方式として,1)実行プロセス優先方式,2)待ちプロセス優先方式,を取り上げる.これらの組合せからなる4つの方式について,シミュレーションにより評価する.
1994-10-15

マルチプログラミング環境のマルチプロセッサにおける2レベル・スケジューリング : スケジューリング構造と性能評価

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