フレームワーク手法に基づく制御系設計プロセス記述言語について
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概要
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制御系シミュレーションソフトウェアがパソコン上で動くようになり,ユーザにとってますます使いやすいものとなってきたが,シミュレーションを含む設計作業全体をみわたすと,データの再利用,過去の設計ノウハウの活用等,まだまだ十分ではない.この問題に対し,発表者らは,設計プロセス全体を効率化する視点にたち,フレームワーク手法に基づく制御系シミュレーションシステムを構築した.本発表では,このシステムの言語仕様ならびにその処理系を紹介するとともに,フレームワーク手法を活用することで,設計作業の手順が明確に定義されるとともに,設計ノウハウがシステムに蓄積し,経験の浅い技術者も高度な設計が可能になることを指摘する.はじめに,制御系設計作業の際の課題として,初期解にいたるまでの時間がかかることを指摘し,この解決策として,フレームワーク手法を制御系設計に適用するごとで,効率的に初期解を求めることができることを述べる.次に,このフレームワーク手法を適用するうえで必要となる設計プロセス記述言語とその処理系の仕様を述べ,さらに,フレームワーク手法を適用した設計の実際例とその効果について考察を加える.最後に,今後の方向についても簡単に触れる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-12-15
著者
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池田 英俊
三菱電機(株)先端技術総合研究所
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片岡 正俊
三菱電機株式会社
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小林 正幸
三菱電機(株)設計システム技術センター
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小林 正幸
三菱電機株式会社設計システム技術センター
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池田 英俊
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
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