中部日本美濃帯から中期ジュラ紀アンモナイトKeppleritesの産出〔英文〕
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概要
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中部日本美濃帯から中期ジュラ紀アンモナイトKeppleritesの産出。郡上八幡北西方約10kmの長良川河床の露頭から, 中期ジュラ紀のアンモナイトKepplerites (Seymourites) sp.が発見された。これは, Bathonian後期からCallovian初期にかけて生存し, この時期に明瞭に識別される北極区に特有なアンモナイトである。九頭龍・北上からも同じ属の産出が知られているが, これは当時の日本の古地理を考える上で重要な資料となろう。
- 日本古生物学会の論文
- 1985-09-30
著者
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笠原 芳雄
Gifu Prefectural Museum
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佐藤 正
Institute Of Geoscience University Of Tsukuba
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脇田 裕二
Geological Survey Of Japan