アドホックネットワークにおけるマルチパストランスポートプロトコル(プロトコルと検証)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アドホックネットワークはユビキタスサービスの実現において重要な技術となりつつある。しかしアドホックネットワークプロトコルは限定された環境で動作する事を前提に設計されたプロトコルであり、インターネット上における全てのサービスをアドホックネットワーク上でサポートできることが困難である。有線ネットワークにおいてはサービス品質の向上を目的とする技術としてマルチパス通信方式は提案されている。また、複数のネットワークカードを同時利用する形態においてはその有効性は示されている。しかし、アドホックネットワーク上のマルチパス通信は、干渉による問題があり総合的に評価されていない。本研究では、アドホックネットワーク上でマルチパス同時通信をサポートする為にトランスポート層のプロトコルであるSCTPを拡張する方式を提案する。本プロトコルは動的に変化するルートの状態を管理し、ルート状態に基づいて確認応答をベースとする同時転送制御を行う。また、シミュレータ(NS-2)による実装を行い、シミュレーション実験によりアドホックネットワーク上での同時通信方式の評価を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-17
著者
関連論文
- ネットワーク家電のための機能協調型基盤ゆかりカーネル構想
- 機能協調型基盤ゆかりコアを用いた実生活支援サービス : NICTユビキタスホームへの展開と実装(システム・アプリケーション)
- アドホックネットワークにおける信頼性を保障するプロトコルに向けたマルチルート通信機構(無線アドホックネットワーク技術論文)
- アドホックネットワークにおけるマルチパストランスポートプロトコル(プロトコルと検証)
- アドホックネットワークにおけるマルチパストランスポートプロトコル(プロトコルと検証)
- アドホックネットワークにおけるマルチパストランスポートプロトコル
- アドホックネットワークにおけるマルチパストランスポートプロトコル(インターネットの新しいサービスとその基盤技術及び一般)
- アドホックネットワークにおけるマルチパストランスポートプロトコル
- SB-4-7 ホームユビキタス環境におけるプライバシ(SB-4. インターネットサービスのセキュリティ技術の現在と今後)