囲碁における注意決定と分節化について
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概要
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コンピュータ囲碁の難しさの原因は, おもに探索空間の大きさと評価の難しさにある.この二つの要因の組合せにより, ある局面での正しい着手の生成が困難になっている.しかし, 限定された局面においては, うまくプレイするプログラムが存在する.もし, プログラムが囲碁の局面を分割し, それぞれの部分的な局面にさまざまな評価要素などの情報を保持させ, その中でもっとも重要な部分的局面に注意を当てることができれば, それは探索空間を有効に限定し, 正しい評価を得ることを手助けすることになるだろう.本稿では, 囲碁を題材に取り上げ, 局面の分節化と注意決定のメカニズムについての提案を行い, 注意を実装するアプローチの例を提示する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-01
著者
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