移動環境におけるIPv6自動設定機能の効果的な使用法
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概要
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IPv6では, 近隣探索(Neighbor Discovery)機能を利用してホストのネットワーク設定を自動化しているが, この機能には移動環境との相性の観点から問題がある.具体的には, 移動前に設定されたネットワークプレフィクスの有効期限が長いために, 移動後にも以前のネットワークに接続しているかのようにふるまってしまうということがあげられる.本稿では, プレフィクスを通知したルータへの到達性を確認することで, 移動前のプレフィクスの誤使用を防ぐという拡張を提案する。また, この拡張の実際のシステムへの実装とその効果についても示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-12-04
著者
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