機能モデリングのための機械学習の統合
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概要
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本研究の目的は,機能モデリングと呼ばれる知識の構造化手法を用いる知識ベースシステムにおいて学習を実現することである.特に,設計型問題におけるモデリング支援や,分類型問題における知識獲得(例えば,蛋白質の機能予測知識の生成)に対する機械学習手法の応用を目標とする.学習の実現に対して本研究は,学習自体が知識に基づく推論であるという知識集約アプローチに基づいて,単独の推論手法では学習が困難な場合に複数の学習戦略を組み合わせることによって学習を実現する多戦略アプローチをとる.とりわけ類推による仮説生成を核としたアーキテクチャによって機械学習を統合することが特徴である.本論文は,知識の構造化手法として機能モデリングを用いる知識ベースシステムにおいて学習を実現するアーキテクチャの設計について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-05-24