学習能力を持つ自律エージェントによる協調的行動
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概要
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本稿では,分散AIの標準的小問題の1つである追跡問題を例題として,自律エージェントに協調的行動を自発的に生成させる試みについて述べる.エージェントは2次元平面上を動き回り,捕食型のエージェントが被食型のエージェントを追いかけ捕まえるものと仮定する.捕食型のエージェントは,局所的な視覚情報とマッチする行動規則に従って次の行動を決定し,行動結果の評価を通して行動規則を生成し洗練する学習能力を備えている.我々の目的は,このような学習機能を持つ捕食型のエージェントの集団が,囲い込みのような協調的な行動を生成するためのメカニズムを探ることである.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-08
著者
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