人工生命生成原理とコンピュータウイルス : What is life:物理過程、情報、生命
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概要
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「生命とは何か」と言う課題は科学の歴史が始まって以来の基本的課題であるが,この疑問への挑戦方法としての人工生命研究とその生成原理について言及し,生命の最も単純なモデルとされるウイルスを模倣したコンピュータ・ウイルスを対象に人工生命の基本型を検討した.すなわち,自己増殖性,自律分散性,自己複製性,環境適応性と言う生命的挙動を現す統一原理をコンピュータ・ウイルスを雛形として検討し,人工生命としてのコンピュータ・ウイルスを駆動する原理としての非線形システムをモデル化した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-08
著者
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