囲碁における盤面状況の認知
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概要
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人間がいかに状況を認識し,それを使って行動を決めるかのモデルをつくるために,囲碁を題材として認知実験を行い,いくつかの現象を見いだした.実験は被験者を非対峙状況において自手を決定するまでの一連の思考を内省しながら対局してもらうことにした.また,片方にはアイカメラを装着し視線データをとった.このような方法で様々な角度からのプロトコルを入手し,それを分析した結果,境界の認識,先読み時の注目点や深さなどにいくつかの知見を得たのでこれを報告する.加えて,今後解明すべき認知的な課題を列挙する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-11-24
著者
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