琵琶湖及び淀川における全菌数, 生菌数の季節変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Seasonal fluctuations in the total and viable numbers of bacteria were investigated at Miidera-oki in Lake Biwa and at Kunijima in the Yodo River in Japan. Totoal bacteria estimated by the 4' 6-diamidino-2-phenylindole (DAPI) direct count method varied in the range of 1.3×10^6-1.4×10^7 cells・ml^<-1> in Lake Biwa and 2.5×10^6-4.0×10^7 cells・ml<-1> in the Yodo River respcetively. The viable bacteria, HNB, which were estimated by the plate count method with agar medium containing a high concentration of organic nutrients were 3.3×10-3.7×10^3 CFU (colony-forming units)・ml^<-1> in Lake Biwa and 1.3×10^4-7.2×10^4 CFU・ml^<-1> in the Yodo River. The viable bacteria, LNB, which were estimated by the same method with agar medium containing a low concentration of organic nutrients were 1.7×10^3-1.0×10^5 CFU・ml^<-1> in Lake Biwa and 7.1×10^4-1.4×10^6 CFU・ml<-1> in the Yodo River respectively. The number of LNB as a percentage of the number of the total bacteria was 2.5% at most in Lake Biwa but 27.4% in the Yodo River. The viable bacteria tended to be more abundant in the Yodo River, which was eutrophic, than in Lake Biwa. The total number of bacteria was not correlated with the biochemical oxygen demand (BOD) or potassium permanganate consumption (KMnO_4-C) at either site. However, the number of LNB was a negatively correlated with the BOD in Lake Biwa and positively so in the Yodo River. In both sites, the numbers of LNB were correlated with KMnO_4-C.
- 日本微生物生態学会の論文
- 1990-05-01
著者
関連論文
- 水環境分野における大阪市立環境科学研究所の戦後の業績概略--昭和40年代半ば(1970年前後)〜昭和60年代(1985年前後)
- 廃木材木炭による廃棄物埋立処分地浸出余水処理 - 変異原性及び有機物除去特性 -
- 木炭充填水路浄化法を前処理とした埋立処分地浸出余水処理
- 木炭充填水路浄化法による埋立処分地浸出余水処理
- 海面埋立廃棄物処分場酸化池内水中BODおよび窒素濃度の変動解析
- 海面埋立廃棄物処分場酸化池内水におけるリン酸欠乏状態とリン酸欠乏が硝化活性に及ぼす影響
- 海面埋立処分地の水質制御と管理に関する大阪市立環境科学研究所の業績概略
- 海面埋立廃棄物処分場の自然酸化池における硝化・脱窒活性
- 海面埋立処分地浸出余水における水質簡易測定法の応用
- 廃木材木炭による廃棄物埋立処分地浸出余水の変異原性および有機物除去特性
- B-28 海面埋立廃棄物処分場酸化池内水および周辺海水に棲息するアンモニア酸化細菌群集構造の比較(群集構造解析,口頭発表)
- 促進酸化法および凝集沈殿法によるダイオキシン類除去
- 海面埋立水底砂処分場における植物プランクトンの増殖と水質の変動
- 廃木材木炭による廃棄物埋立処分地浸出余水処理--変異原性及び有機物除去特性 (第12回廃棄物学会研究発表会 講演論文集2) -- (埋立地浸出水の化学物質溶出)
- 促進酸化法による浸出水中有機物の除去
- オゾン処理による浸出水中有機物の除去
- 廃木材利用木炭の埋立処分地浸出水処理への応用
- 廃木材利用木炭による埋立処分地浸出余水処理
- 生物膜法による埋立処分地浸出水の窒素処理
- リン酸添加による低水温時の水道水処理工程における硝化活性促進効果
- 浚渫土砂海面埋立処分場における水質変動特性と植物プランクトンのN:P比
- リン酸塩添加による低水温時の水道水処理工程における硝化活性促進効果
- 廃棄物海面埋立処分シリ-ズ-11-北港廃棄物埋立処分地南地区における微生物活性からみた浸出余水の窒素対策
- 廃棄物海面埋立処分シリ-ズ-9-海面埋立廃棄物処分場浸出余水の変異原性の特性
- メタンガスを利用して賦活した廃木材と畳藁による廃水処理の調査研究 (特集 第21回全国都市清掃研究発表会より)
- 最終処分場から発生するメタンガスの活用による活性木炭の製造並びに廃水処理対策についての調査研究 (特集/自治体の最近の調査研究から(その1))
- 水底土砂海面埋立処分地における動植物プランクトンと水質変動の要因解析
- 水底土砂海面埋立処分地における動植物プランクトンの遷移と水質
- 廃棄物処分地におけるプランクトンの遷移と水質
- 最終処分場の変異原性物質の挙動とその対策
- 水底土砂海面埋立処分地における植物プランクトンの増殖とN:P比
- 海面埋立廃棄物処分地余水における従属栄養細菌
- 海面埋立廃棄物処分地浸出余水窒素処理とC/Nバランス
- 水環境分野における大阪市立環境科学研究所の戦後の業績概略--昭和30年代半ば(1960年前後)〜昭和40年代半ば(1970年前後)
- 水環境分野における大阪市立環境科学研究所の創立から戦前までの業績概略--明治39年〜昭和20年
- 廃棄物埋立処分地浸出水のエストロゲン様活性および変異原性よりみた水質評価
- 変異原性およびエストロゲン様活性より見た埋立処分地浸出水のバイオモニタリング
- 生物活性炭付着細菌による河川水中の有機物分解
- 288 固定化従属栄養硝化細菌Alcalignes faecalis OKK17による同時硝化脱窒
- 琵琶湖及び淀川における全菌数, 生菌数の季節変化
- 汚濁及び低汚濁水域における水中従属栄養細菌群集の動態
- 低濃度有機物培地による河川水中の従属栄養細菌の計数
- 大阪湾奥部及び河口域の水中従属栄養細菌群集構造
- 都市汚濁河川および河口域における一般細菌と大腸菌群の分布と挙動
- 琵琶湖産のカビ臭原因藍藻類Phormidiumの分類および生理学的検討--落射蛍光顕微鏡によるMIB産生・非産生株の分別計数
- 工業用水(表流水系)の漏水判定への植物ピコプランクトン試験の応用
- 琵琶湖南湖の植物ピコプランクトンの動向
- 水道水源湖沼における植物ピコプランクトン
- 落射蛍光顕微鏡を用いた水道生物試験--植物ピコプランクトン試験の導入及び全細菌とその他のピコプランクトンとの同時試験方法の検討
- 琵琶湖南湖におけるピコ植物プランクトンとその他の種類の季節変化
- 水域の汚濁及び富栄養化に伴う水中細菌群集構造の変化
- 都市汚濁河川および河口域における一般細菌と大腸菌群の分布と挙動
- 生物膜法の上水・下水処理への適用
- 総説 生物膜法の産業廃水・環境水浄化への適用
- ピコ植物プランクトンに起因する浄水処理過程、ろ過水への濁度漏出とその対策について
- 2-MIB分解菌の高度上水処理過程からの分離と2-MIB分解特性
- 河川水中の細菌群集に及ぼす有機汚濁の影響
- 有機汚濁指標の現状と動向--BOD,COD,TOC,TODについて
- 有機汚濁指標としての全有機炭素の測定とその応用
- ピコ植物プランクトン--ミクロな浮遊藻類
- 糸状藍藻類の種類および形態変化と臭気 (水環境の臭気問題)
- Analysis of BOD Substance and Nitrogen Concentrations in a Pretreatment Pond for a Sea-based Solid Waste Disposal Site
- 低濃度有機物培地による河川水中の従属栄養細菌の計数
- 河川水中の細菌群集に及ぼす有機汚濁の影響