129 航空機騒音の予測における地面の過剰減衰と気象の影響(オーガナイズドセッション : O.S.6 交通騒音/振動の制御(自動車・鉄道・航空機III))
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概要
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Prediction of long-term average noise exposure is indispensable to environmental countermeasures for mitigating effects of aircraft noise around airports. In calculation of noise exposure in the side of flight track, especially in the side of runway, it is necessary to take the effect of excess ground attenuation (i.e. EGA) with meteorological conditions into account. SAE/AIR 1751 has long been used as a method of EGA adjustment, but the validity of AIR 1751 has been a problem with change of aircraft types and jet engines. This paper first describes a result of a follow-up survey to check the validity of a curve showing ground-to-ground attenuation in AIR 1751, using data of past measurement by Parkin et al. The result suggests that AIR 1751 almost coincides with a re-constructed EGA curve for lapse/calm conditions. But, the re-constructed EGA curves greatly changes according to different temperature and wind conditions. Then, the relationship between EGA and meteorological conditions has been examined using recent observation of airport ground noise by an unattached monitoring system over a long period. The measured EGA values almost follow the trend of the re-constructed EGA curves as far as we concern about the effect of vector wind, but the temperature gradient did not strongly affect the curve.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2001-06-05
著者
-
山田 一郎
空整協・研究センター
-
篠原 直明
財団法人成田国際空港振興協会
-
月岡 秀文
防衛施設協会
-
篠原 直明
新東京国際空港振興協会
-
吉岡 序
空整協・航空環境研究センター
-
山田 一郎
空整協・航空環境研究センター
-
山田 一郎
空整協
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