發動機気筒壁の振動と内力分布
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概要
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内燃機關の設計に於て普通各構造部分に加はる外力は定常状態に在るものと看做されて計算せられる場合が多いが實際には之等の外力の内には週期的に著しい變化を繰返して居るものが少くない。斯る場合之れを振動の問題として構造部分の振動による慣性力の影響をも考慮に入れる事は特に高速度機關に於て必要であらうといふ見地から振動的移動及内力分布に對する基本式を誘導し之れを33馬力ディーゼル機關気筒に適用して見たのである。計算の結果を定常状態と看做したる場合の計算値と比較するに接線方向の内力は約1/3に過ぎず圧力のみの影響に對しては在來の設計法による厚さの1/2にて充分に非ざるかと思はれるのである。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
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