不等邊直角三角形材及び二等邊三角形材に於ける捩り應力の一解法
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概要
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正三角形断面材の捩り應力は古くSt.Venantにより、等邊直角三角形材のものは最近石橋正氏により解が與へられたが、任意の三角形材は勿論不等邊直角三角形材も一般の二等邊三角形材も未解決の状況をこある。本篇は、任意の不等邊直角三角形材及任意の二等邊三角形材の捩り應力問題に對する一解法として筆者の近似法を提出し、前記2種断面材の捩り應力の解がこの方法にて與へられることを示し、進んでの近似法が他方面の理論にも應用の可能なることを述べたものである。尚、一般三角形材に對してもこの近似法と"接合法"とを併用すれば面倒乍ら解を得ることが豫想出来る。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
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