気管支喘息患者における尿ヒスタミン排泄に関する研究
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概要
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気管支喘息患者の尿ヒスタミンを測定し, さらにL-ヒスチジン経口投与後の尿ヒスタミン, ヒスチジン排泄量を観察した.1.健常者15例の24時間における尿ヒスタミン排泄量は平均59.8±25.0μgであった.2.気管支喘息患者非発作時の24時間における尿ヒスタミン排泄量は健常者との間に差はなかった.3.発作がある気管支喘息患者の24時間における尿ヒスタミン排泄量は非発作時より有意の増加を示し, しかも発作が重症になるにしたがい排泄量も増加を示した.4.気管支喘息患者非発作時の尿ヒスタミン排泄量は午前0時から午前6時の時間帯に最低値を示し, この時間帯に健常者との間に有意の差が認められた.5.L-ヒスチジン経口投与後の尿ヒスタミン排泄量は気管支喘息患者と健常者との間に有意の差はなかったが, 尿ヒスチジン排泄量は気管支喘息患者において健常者より有意の減少がみられた.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1973-06-30
著者
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