非定常熱量法による金属線の全半球ふく射率の測定
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概要
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従来,金属線の全半球ふく射率は定常熱量法の一種であるホットワイヤ法で測定されてきたが,本研究で著者らは迅速,かつ測定の容易な非定常熱量法の応用が可能か否かを検討した.その際いちばん問題となる熱電対の熱損失を減らすため独得の測定部を考案,試作し,銅線で実験を行なった.熱損失と線状試片の温度分布を厳密な解析で求め,得られたふく射率を既報の結果と比較,検討し,本測定法が金属線にも十分適用できることを立証した.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1985-08-25
著者
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