水平におかれた含水多孔層の凍結挙動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,空げき部がすべて水で満たされた水平含水多孔層の凍結問題を実験と近似解析によって検討したものであり,未凍結層内の熱移動が伝導伝熱であり,かつ未凍結層内に自然対流が生じた場合には底面温度が約30℃以上であれば,本近似解析結果は凍結挙動をほぼ正確に予測し得るものであることを明らかにしたものであって,底面温度が低い場合の最大密度の影響が大なることも合わせて検討した.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1985-04-25
著者
関連論文
- 固液密度変化を考慮した管内水の凍結と圧力変化
- 雪層の融解挙動
- 球状粒子充てん傾斜空気層内の自然対流熱伝達
- 水平におかれた含水多孔層の凍結挙動
- 雪層の融解に伴う水分移動
- 低凝固点水溶液による雪層の融解 : 第2報, 各種水溶液 (NaCl, CaCl_2, MgCl_2) による融解特性
- フィン付き冷却面上の水の凍結に関するフィン寸法比の検討
- 球状粒子充填矩形くぼみ強制自然対流熱伝達に関する研究 : 第1報,低修正レーレー数領域の理論的研究
- 低融点相変化物質充てん傾斜く形蓄熱槽の動特性に関する研究 : 第1報,蓄熱過程の実験
- 曲がり円管の凍結破壊 : 第3報,45°曲がり円管および直円管の凍結挙動
- 曲り円管の凍結破壊 : 第2報,90°曲り円管の凍結挙動
- 底面加熱を受ける長方形くぼみ内の強制および自然対流共存熱伝達
- ヒートポンプ用熱交換器の着霜融解に関する研究 : 続報, ワッフル形熱交換器を用いたときの着霜量の影響
- ヒートポンプ用熱交換器の着霜融解に関する研究 : ワッフルルーバフィン形熱交換器を用いたときの動作流体の流量と温度の影響
- 低凝固点水溶液による雪層の融解 : CaCl_2水溶液と雪層の初期温度が同じときの濃度拡散支配モデルによる解析
- 低凝固点水溶液による水平氷層の温度・濃度複合融解
- フィン付伝熱面上の氷粒子層の融解挙動 : 熱交換器の最適除霜に関するアプローチ
- 最大密度を中にもつ水平含水多孔層内の自然対流熱伝達挙動
- 氷層の温度・濃度複合融解 : 第2報, 対流の可視化観察による数値予測の進展〔熱工学, 内燃機関, 動力など〕
- 氷層の温度・濃度複合融解 : 第1報,垂直氷板と液層の初期温度が同じ場合
- 低凝固点水溶液による雪層の融解 : 第3報,移動拡散層モデルと固定拡散層モデルによる解析
- 熱交換器の除霜に関する基礎研究