高熱流束加熱ガス流のニ方程式乱流モデルによる予測
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概要
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高熱流束で加熱されるガス流を、ニ方程式乱流モデルを用いて解析した。検討したのはκ-ε、κ-W、κ-κLの三種のモデルである。Κ-κLモデルについては、本報で粘性の効果を導入し、定数を定めた。この三種のモデルを既存の過熱ガス流の実験結果と比較したところ、κ-κLモデルが最も良い結果を与えた。このモデルによれば、層流化を含む高熱流束加熱のガス流について、熱伝達率や管摩擦係数を予測しうることを示した。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1979-07-30
著者
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