ドリル加工における切削方式の差違と工具摩耗 : 貫通穴方式とめくら六方式の比較およびバリの影響
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概要
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NC工作機械をはじめ,自動化された機械でドリル加工を行う場合,切削方式(貫通穴,めくら穴)の違いによる工具摩耗特性を知ることは重要である.両者の摩耗は異なった進行状態を示し,貫通穴方式のほうが,主に切削終了時期の出口バリ生成によって工具寿命が短くなる.また,両者には穴精度の差も生じる.寿命は,同時期に送りを急激に増加させることによりかなりの改善がみられ,特に工具突出し長さを短くする効果は著しい.
- 1985-12-25
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