平面部にわずかな傾斜をもつ深絞りダイスの潤滑機構
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概要
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深絞りダイスの平面部にわずかな傾斜を設けると、この部分に貯留された潤滑油がダイラジアス部分に流入し、摩擦抵抗を減少させる。このためパンチ荷重は、行程途中で傾斜のないダイスよりも低い値へと急減する。ダイスに貯留される初期潤滑湯量v_<to>およびダイス・プランク間のすきま容積v_sを求め、v_s=v_<to>となる行程S_cで荷重の急減がおこると仮定したところ、各種条件によるS_cの変化をよく説明することができた。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1984-11-25
著者
-
小島 之夫
名古屋工業大学機械工学科(しくみ領域)
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水野 高爾
名古屋工業大学
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水野 高爾
名古屋工業大学工学部機械工学科
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水野 高爾
名古屋工業大学つくり領域
-
長原 和夫
名古屋工業大学大学院
-
小島 之夫
名古屋工業大学機械工学料
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