摩擦音の発生機構に関する研究 : 第4報, 摩擦音に及ぼすロッド傾斜角の影響
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概要
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ロッド(鋼製の片持ばり)を傾けて回転している厚い鋼製の円板の円周面に乾性状態で摩擦させたとき,傾斜角が正(ロッドを円板の回転方向に傾ける)の場合,こすれ音および鳴き音の周波数が傾斜角の増加につれて高くなり,高次モードの周波数ほどその増加の比率が小さくなることなどを実験的,理論的に明らかにした.また,傾斜角が負の場合,ロッド固定台が荷重方向に振動し,ロッドが円板から離脱がおこるびびり音が発生した.
- 1980-12-25
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