定常不規則荷重に対する疲労き裂進展寿命分布の理論的考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
作用荷重の不規則性に基づく疲労き裂長分布の変化および疲労き裂進展寿命分布の特性を調べた. まず外力の相関時間に比べて十分長い時間間隔のき裂長変化に注目し, き裂長分布の変化を記述するFokker-Planckの方程式を導き, それを解析的に解いた. 次にその解を用いてき裂進展寿命分布を求め, それがBirnbaum-Saunders形の分布になることを示した. 求められた分布には未知母数が含まれていないので, 広範囲の応用性が期待される.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1985-01-25
著者
関連論文
- 信頼性工学の基礎1.信頼性工学的データ処理法 : 設計許容値を導く手順について
- 信頼性工学の基礎-1-信頼性工学的デ-タ処理法--設計許容値を導く手順について
- 疲労き裂進展過程における不確定要素の相乗効果
- 形状効果を勘案した疲労き裂進展過程の確立モデル(信頼性工学小特集)
- 疲労き裂進展に伴う部材信頼度の低下について
- 進展抵抗の不規則性を考慮した疲労き裂進展過程の確率モデル
- 不規則入力を受ける系のMarkov近似に関する研究
- 125 軟鋼材の残留強度分布特性に関する一考察(疲労寿命)
- 破壊確率推定の信頼度について
- 4. 不規則荷重の統計的性質 : 機械・構造物の信頼性設計
- 金属疲労における表面微小き裂進展特性
- 鋼の切欠き材に対する疲労強度の分布について(信頼性工学小特集)
- ランダム温度変動下でのピーク応力による疲労き裂進展寿命分布
- 共線二き裂の不規則進展問題への確率論的アプローチ
- 過大荷重による遅延現象を考慮した疲労き裂進展寿命分布
- 不規則き裂進展過程に対する履歴依存型点検政策について(信頼性工学小特集)
- 構造信頼性低下に対する繰返し点検の効果
- 138 有限部材中の疲労き裂進展に対する確率論的解析(疲労信頼性)
- 定常不規則荷重に対する疲労き裂進展寿命分布の理論的考察
- 半だ円型表面き裂進展の確率論的解析(信頼性工学小特集)
- 25th International Symposium on Automotive Technology and Automation
- 第4回構造物の安全性および信頼性に関する国際会議に出席して
- 不規則入力を受ける系のMarkov近似に関する研究