静的立位姿勢と前屈・後屈動作時に生じる骨盤の前後移動の関係
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概要
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静止立位から前屈および後屈動作を行う際に生じる大転子・外果の動きを三次元動作解析装置VICON370を用いて計測し、骨盤の前後移動量について調査を行った。対象は身体に愁訴の無い成人男子10名である。10名中7名に関しては、前後移動量の総和がほぼ一定で、前方移動量と後方移動量の割合はそれぞれで異なっていた。身体の平衡を維持する際、骨盤移動量がある範囲におさまるよう、身体各部位で対応しており、その対応法式が個体によって異なっていると考えられる。
- 日本保健科学学会の論文
- 1998-12-18
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