SUS 304 ステンレス鋼の塩化マグネシウム水溶液中における応力腐食割れ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Stress corrosion cracking of a SUS 304 stainless steel in boiling MgCl_2 solution was studied fractographically with the aid of etch-pitting technique. An examination was also made on the applicability of linear fracture mechanics to SCC crack propagation. Fracture mode changed from transgranular to mixed intergranular-transgranular and again back to transgranular with an increase of stress intensity. The orientation of the transgranular fracture was predominantly {100} in fracture surface and <110> in propagating direction in the low stress region and changed to {110} surface and <110> direction in the high stress region. These fractures are likely to be caused by the complex effects of a number of mechanisms such as interaction of sessile dislocations or slip lines with chemical environment and decrease of surface energy in chemical environment. The linear fracture mechanics failed to valid in the high stress region where significant creep deformation was observed.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1978-12-15
著者
関連論文
- 1-32 静クリープ∿動クリープ遷移現象に及ぼす温度の影響
- 静クリープ-動クリープの遷移現象におけるクリープ回復の役割(クリープとクリープの回復の相互作用の現象論的研究)
- 変動応力下における繊維強化複合材料の疲労き裂伝ぱと損傷の進展
- 大気および真空環境中におけるクリープ・疲労き裂伝ぱ
- SUS 304ステンレス鋼のMgCl_2沸騰水溶液中における低サイクル腐食疲労
- 過大過小応力下の疲労き裂伝ぱと開閉挙動および転位組織
- 過大過小応力下の疲労き裂伝ぱとフラクトグラフィ
- 過大過小応力下の微視的疲労き裂伝ぱ : 過大応力繰返し数の影響およびフラクトグラフィによる伝ぱ機構の検討
- 過大過小応力下の疲労き裂伝ぱと転位組織
- 過大過小応力下の疲労き裂伝ぱと伝ぱ速度の推定
- 高温間欠過大荷重下におけるき裂伝ぱの加速
- 高温におけるクリーブ, 疲労条件下の表面き裂伝ぱ
- 高温におけるクリープとクリープ・疲労相互作用下の表面き裂の伝ぱ
- 炭素鋼の非貫通疲労き裂の伝ぱと開閉挙動
- 過大過小応力下における微視的疲労き裂の伝ぱ
- SUS 304ステンレス鋼の応力腐食き裂伝ぱを支配する破壊力学パラメータ
- 焼入れした低延性21/4Cr-1Mo鋼のクリープき裂伝ぱを支配する破壊力学因子
- 8. 高温破壊の破壊力学とフラクトグラフィ : フラクトグラフィと破壊力学
- 疲労・クリープ条件下のき裂伝ぱとフラクトグラフィ
- 233 高温における諸条件下のき裂伝ぱ
- 3. 変動応力下の疲労き裂伝ぱ : フラクトグラフィと破壊力学
- 高温における間けつ的過大荷重下のき裂伝ぱ挙動
- SUS 304 ステンレス鋼の塩化マグネシウム水溶液中における応力腐食割れ
- 過大過小応力の疲労き裂伝ぱと設計基準の考え方について
- 鉄鋼材料のフラクトグラフィと破壊力学(鉄鋼材料の破壊靱性)
- 316 2 1/4Cr-1Mo 鋼のクリープき裂伝ぱを支配する破壊力学因子
- カップアンドコーン疲労破面の電顕観察
- クリープ条件下のき裂伝ぱを支配する破壊力学因子とフラクトグラフィ
- フラクトグラフィ特集号の刊行にあたって
- 繰返し曲げによる非貫通疲労き裂の進展
- クリープき裂伝ぱを支配する破壊力学的因子
- 破面に残る直接の証拠--フラクトグラフィ-の事故解析への応用例2,3 (フラフトグラフィ-応用例)
- 破壊の研究に利用される"フラクトグラフィ"
- 過大過小応力下における疲労き裂伝ぱの加速 : 平均応力効果とき裂閉口(フラクトグラフィ特集)
- "定常および過大過小応力下における表面疲労き裂伝ぱ"
- "引張圧縮応力下の表面疲労き裂伝ぱ : 平均応力の影響および超音波斜角探傷法によるき裂前縁局所領域のき裂閉口測定"
- "Ti-6Al-4V合金の過大過小応力下における微視および巨視表面疲労き裂伝ぱ"
- Ti-6Al-4V合金の過大過小応力下における微視および巨視表面疲労き裂伝ぱ
- 引張圧縮応力下の表面疲労き裂伝ぱ(平均応力の影響および超音波斜角探傷法によるき裂前縁局所領域のき裂閉口測定)
- 定常および過大過小応力下の表面疲労き裂伝ぱに及ぼす平均応力の影響
- 過大過小応力下における疲労き裂伝ぱの加速に及ぼす環境効果
- 過大過小応力下の微視的疲労き裂伝ぱ : 過大応力繰返し数の影響およびフラクトグラフィによる伝ぱ機構の検討
- クリープ疲労相互作用下のき裂伝ぱとフラクトグラフィ
- 過大過小応力下の微視的疲労き裂伝ぱ
- SUS304鋼の高温低サイクル疲労き裂伝ぱとフラクトグラフィ
- S45C焼き入れ焼もどし材の過大過小応力下における微視的疲労き裂伝ぱ
- S45C 焼入焼戻し材の過大過小応力下における微視的疲労き裂伝ぱ
- 半だ円表面き裂を有する板が曲げを受ける場合の応力拡大係数について
- ステンス鋼および炭素鋼の疲労き裂伝ぱと結晶方位
- 133 高温における周期的過大応力下のき裂伝ぱ挙動
- 過大過小応力下の疲労き裂伝ぱと累積損傷
- アルミニウム合金の疲労き裂伝ぱと結晶方位
- 1-15 非貫通き裂の疲労による進展特性と開閉挙動
- 1-9 クリープき裂伝ぱを支配する力学的因子
- 線形破壊力学のクリープ条件下におけるき裂伝ぱへの適用
- クリープ-疲労相互作用のフラクトグラフィ
- 変更荷重下の疲労き裂伝ぱとき裂の開口に関するフラクトグラフィ
- 1-8 クリープ疲労相互作用のフラクトグラフィ
- フラクトグラフィ(5)(破面解析)
- 変動荷重下の疲労き裂伝ぱとき裂の開口に関するフラクトグラフィ
- フラクトグラフィ(4)(破面解析)
- フラクトグラフィ (3) : 破面解析
- フラクトグラフィ (2) : 破面解析
- フラクトグラフィ(1)(破面解析)
- 電子顕微鏡による破面解析における最近の問題
- 1-30 クリープ疲労相互作用のフラクトグラフィーによる研究
- エレクトロン・フラクトグラフィ : 破面の電子顕微鏡観察による破壊の解析
- 2-9 低サイクル疲労におけるき裂進展のフラクトグラフィ
- 低繰返し数疲れのフラクトグラフィによる研究
- 低繰返し数疲れのフラクトグラフィーによる研究
- 金属材料の静クリープ-動クリープの遷移現象
- 多結晶体の粒内不均一変形と引張性質
- 多結晶体の粒内不均一変形と引張性質
- S45C焼入れ焼もどし材の過大過小応力下における微視的疲労き裂伝ぱ
- 過大過小応力下の微視的疲労き裂伝ぱ : 加速を生じる過大過小応力値の検討
- 11.破壊力学とフラクトグラフィ : 破壊力学入門
- 材料破断面の解析の最近の動向
- 過大過小応力下の微視的疲労き裂伝ぱ : 加速を生ずる過大過小応力値の検討
- 過大過小応力下の微視的疲労き烈電ぱ : 加速を生ずる過大過小応力値の検討
- フラクトグラフィとその応用
- 変動応力下の疲労破壊とフラクトグラフィ