米糠を出発原料とした水酸アパタイト粉体の合成 : 調整条件と形状について(<小特集>粉体小特集)
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概要
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Hydroxyapatite (HAp) powder has been synthesized using phytin contained in rice bran as a P-source, and the processes of formation and calcination of calcium phytate were observed by SEM and TEM. Phytin was extracted from 10 g of oil less rice bran by 0.01 N HCl solution at 60℃. The mixture of CaCO_3 (0.7 g) and Ca(OH)_2 (0.3 g) was then added to 200 ml of the extract to obtain calcium phytate. The product was washed, dried and finally calcined at 1000℃ for 3hr. to obtain HAp powder. The Ca/P atomic ratio of HAp powder obtained was 1.67. The observations by SEM and TEM showed that the calcium phytate consisted of spherical particles, which contained a small nucleus of calcium carbonate. The reaction between the nuclei and calcium phytate started from about 500℃, and then, the nuclei decreased gradually in size with increasing heat temperature and disappeared at 900℃. On the other hand, HAp powders obtained by calcining at 1000℃ for 3hr. were spherical particles of about 0.2 /μm in the diameter.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1988-11-15
著者
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