3-17 万能ねじり試験装置の試作
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概要
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主としてプラスチック材料を対象としたねじり方式による多用途測定器を考察し試作した。その概要は次の通りである。一様断面丸棒あるいはつかみ部付丸棒試片を電動ドリル用チャックでつかみ、固定端シャフトにストレインゲージを張りつけてねじれトルクをはかる、可動端を可変速モータにて回転させて、ねじれによる応力-ひずみ曲線を自動記録させたり、偏心クランク方式で、一定角度間の繰返しねじり疲労を与えて剛性変化や破断回数を調べたり、ウエイトの吊下げによるクリープ実験や一定角度に固定しての応力緩和実験が行なえる。なお試片周囲は恒温空気槽で囲こみ温度調節のなか、紫外線照射や薬液の滴下も可能である。
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1971-05-20
著者
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