Long-term Results of Ventrolateral Thalamotomy for Patients with Parkinson's Disease
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概要
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過去20年間にVL. thalamotomy で治療した Parkinson病(PD)患者53名の治療成績を分祈した。一側手術例44例では、振戦、筋強剛に対する効果は良好で、平均8.8年の追跡期間中効果が持続していた。無動に対しては効果は乏しく、その進行が ADL低下の主因であった。両側手術例 9例でも同様の傾向で、無動の顕著でない例は長期間良好なADLが維持されていた。重大な合併症は、凝固部位の脳内血腫1例、軽度なものは、一過性麻痺4例、一過性意識障害2例、けいれん発作2例であった。振戦、筋強剛がADL低下の主な原因となっているPD患者は thalamotomy の良い適応であり、他の治療法と組み合わせることによりPD患者の治療予後改善に役立つと考えられた。
- 1999-05-15
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