Prognostic Factors for Supratentorial Low Grade Astrocytomas in Adults
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概要
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成人のテント上 low grade astrocytoma について, その予後に関わる因子を検討したので報告する。対象は, 1967年より1993年までに治療した16歳以上のテント上 low grade astrocytoma 56例である。平均年齢42歳, median survival 5.0年。予後に関わる因子として統計学的有意差の認められたものは, 単変量解析では, 年齢, Karnofsky scale, 外科的切除範囲, 多変量解析では, 年齢, Karnofsky scale のみであった。一方放射線治療に関しては, 93%の患者が放射線治療を受けていたため, その有用性については判定し得なかった。
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1999-04-15
著者
-
岩渕 聡
東邦大学第二脳神経外科
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Erasmus Albert
東邦大学第二脳神経外科
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BISHARA Samir
東邦大学第二脳神経外科
-
HERBISON Peter
東邦大学第二脳神経外科
-
SAMEJIMA Hirotsugu
東邦大学第二脳神経外科
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