Intraoperative Electrocorticography in Children with Medically lntractable Epilepsy
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概要
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小児の難治性てんかんの手術に、術中皮質脳波モニターを用いててんかん焦点の局在を検討し、焦点切除により良好な結果が得られたので報告した。対象は、薬物治療に抵抗した側頭葉てんかんまたは皮質てんかんの20症例である。麻酔には、neuroleptanalgesiaを用いて、脳波記録15分前に笑気ガスを切ることにより後頭部の頭皮脳波にα波が出現するのを確認してから、gridまたはstrip電極を用いて皮質脳波または海馬脳波を記録した。ECoG記録中に3分間の過呼吸負荷を行った。17例にてんかん焦点が確認され、10例にelectrographic seizureが認められた。術後は15例がseizure freeとなり、本手術法は術前の脳波検査の困難な症例のてんかん焦点の局所診断に有効である。
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1996-07-15
著者
-
田中 達也
旭川医科大学脳神経外科
-
田中 達也
旭川医科大学 医学部精神医学講座
-
Hashizume Kiyotaka
旭川医科大学脳神経外科
-
KUNIMOTO Masayuki
旭川医科大学脳神経外科
-
YONEMASU Yukichi
旭川医科大学脳神経外科
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