末梢血好塩基球検査による性中枢機能検査に関する研究
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概要
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東北大学産婦人科教室に於て開拓したGlucon酸銅の少量を婦人に静注し, その際の尿中Gonadotrophinの変動により間脳下垂体系機能を検査し得ると考えられている白岩法の代りに, 同じGlucon酸銅の少量な静注した際の末梢血液中の好塩基球の変動により, 充分に間脳下垂体系機能を検査し得ると考えられる結果を得た. 即ち, 0.5%Glucon酸銅5cc(25mg)を静注し, 銅静注直前及び1時間後の末梢血好塩基球を計測し, 好塩基球の不変型をもって性中枢機能正常型とし, 上昇型又は下降型をもって機能低下型とした.
- 社団法人日本産科婦人科学会の論文
- 1963-11-01
著者
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