高度共通房室弁逆流を伴う単心室に対し房室弁輪縫縮と bidirectional cavopulmonary shunt 手術を行った1例

元データ 1994-06-20 日本小児外科学会

概要

症例は肺動脈狭窄, common atrioventricular valve (CAVV) 及び両側上大静脈合併の右室型単心室症の3歳児例で, Blalock-Taussig (BT)シャント術を生後8か月に行ったが, その後次第に CAVV 逆流が増強し, 高度の心不全を呈するに至った. 術前 CAVV 逆流は4/4度であった. 手術は, BT シャントの結紮, DeVega 法による CAVV の弁輪縫縮術と弁形成, 両側上大静脈をそれぞれ左右肺動脈に端側に吻合 (bidirectional cavopulmonary shunt) した. 術後, CAVV の逆流は2/4度に滅少し, 心不全は著しく改善した.

著者

松田 暉 大阪大学第一外科
福嶌 教偉 大阪大学第一外科
川島 康生 国立循環器病センター心臓血管外科
大山 司 大阪大学第一外科
島崎 靖久 大阪大学第一外科
松宮 護郎 大阪大学第一外科
川島 康生 大阪大学第一外科
佐野 哲也 大阪大学小児科
小川 實 大阪大学小児科
島崎 靖久 大阪大学医学部第一外科
福嶌 教偉 大阪大学大学院医学系研究科 薬理学分子医薬
川島 康夫 大阪大学第1外科教室
大山 司 大阪大学第一外科 関連施設スタディーグループ
佐野 哲也 大阪大学大学院医学系研究科生体統合医学 小児発達医学講座小児科
佐野 哲也 豊中市立豊中病院
島崎 靖之 大阪大学医学部第1外科
佐野 哲也 大阪大学医学部小児科

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