エコーガイド下穿刺が有効であった乳児多発性肝膿瘍の1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A 39-day-old female with multiple pyogenic liver abscess was treated effectively by US guided aspiration and antimicrobial chemotherapy. She had no history of umbilical vein catheterization and/or inflammation. About one week after birth, an abscess was found at her anterior chest wall. We considered that this subcutaneous abscess lead to general bacteremia and liver abscess in this case. CT and Ultrasonography showed three abscess in the liver. Aspiration of all abscess was performed under US guided. Staphylococcal aureus was grown in cultures of the pus. Aspiration of the pus and appropriate antimicrobial chemotherapy, cured liver abscess within one month. Drainage of multiple liver abscess is difficult and mortality rate of multiple liver abscess is higher than that of solitary one. Many authors have reported US guided drainage of the liver abscess, but all the reported cases were adult patients. Multiple liver abscess in infants is very serious disease, but US guided aspiration of abscess seems to be effective even in infants.
- 日本小児外科学会の論文
- 1985-06-20
著者
関連論文
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1996年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2000年度分離菌を中心に
- 外科領域感染症におけるpazufloxacin注射薬の臨床効果および体内動態
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 1999年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性1998年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1997年度分離菌を中心に
- 外科領域におけるgatifloxacinの基礎的・臨床的検討
- 外科・婦人科領域の重症あるいは難治性感染症におけるciprofloxacin注射薬の臨床的検討
- 外科感染症におけるEnterococcus spp.の分離頻度と薬剤感受性の変遷
- 術後感染予防薬の投与方法-外科系各科アンケート成績の比較-
- 術後感染予防薬の選択基準 - 外科系各科アンケート成績の比較 -
- MRSA保菌者に対する周術期対策 - 外科系各科アンケート成績の比較 -
- 整形外科術後感染予防についてのアンケート報告
- 産婦人科術後感染予防についてのアンケート報告
- 術後感染予防についてのアンケート報告
- 敗血症と感染性心内膜炎に対する doripenem の有効性と安全性
- 内視鏡的胆嚢二重造影が診断に有用であった IIa+IIb 様平坦浸潤型胆嚢癌の1例
- 外科領域感染症におけるTazobactam/Piperacillinの基礎的・臨床的評価
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1995年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1994年度分離菌を中心に
- 外科感染症におけるPseudomonas aeruginosaの分離頻度と薬剤感受性の変遷
- 泌尿器科術後感染予防についてのアンケート報告
- 外科領域におけるcefluprenamの基礎的・臨床的検討
- 外科領域におけるritipenem acoxilの基礎的・臨床的検討
- 外科感染症分離のPseudomonas aeruginosaについて
- Zymosan腹腔内投与腹膜炎モデルにおける、腸管の炎症性、抗炎症性サイトカイン産生について
- PP2207 潰瘍性大腸炎に対する回腸嚢肛門吻合術後の妊娠, 分娩について
- 抗菌薬の皮膚反応テスト添付文書の比較検討(発表論文抄録(2005))
- 抗菌薬の皮膚反応テスト添付文書の比較検討
- 虫垂杯細胞カルチノイドの1例
- 肝臓から発生した小児脂肪肉腫の 1 例
- JNIS委員会報告(2): 日本病院感染サーベイランスの現状
- JNIS委員会報告 : 日本病院感染サーベイランスの試行
- 外科感染症における doripenem の体内動態と臨床効果
- 純粋膵液中テロメラーゼ活性を指標とした分枝型IPMTに対する手術適応と術式選択
- 感染予防を目的とした周術期管理のstate-of-the-art
- 臓器障害を伴った重症感染例におけるT細胞のtype 1/type 2分化の評価 : flow cytometric cytokine detectionの臨床応用
- P-530 同腸嚢肛門吻合および肛門管吻合術後の回腸嚢炎発生に関する検討
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2000年度分離菌を中心に
- 外科領域におけるcefluprenamの基礎的・臨床的検討
- 外科領域におけるritipenem acoxilの基礎的・臨床的検討
- 大量肺出血をきたした新生児ブドウ球菌性肺膿瘍の1例
- 48. 最近経験した, 術前診断困難であった小児悪性腫瘍の 4 例(第 10 回日本小児外科学会近畿地方会)
- 院内感染における耐性菌対策 : サイクリング療法の可能性と実際
- 耳鼻咽喉科・頭頚部外科領域における術後感染予防についてのアンケート報告
- 外科領域におけるNM441の基礎的,臨床的検討
- 外科領域におけるbalofloxacinの基礎的, 臨床的的検討
- 示-418 テロメア長とテロメラーゼ活性の大腸癌における意義(第46回日本消化器外科学会)
- W-I-1 小児外科領域におけるMRSA感染症の疫学的検討
- S-I-1 神経芽腫の分子生物学的特性からみた腫瘍の悪性度分類
- W-II-1 神経芽細胞種のTelomere短縮と予後
- OP-3-051 重症急性膵炎における動注療法の効果と外科的処置
- OP-2-069 膵管内乳頭腫瘍(IPMT)に対する術式の選択
- PP1724 全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除術後の胃運動能の検討
- PP1312 BAT26による大腸癌Microsatellite Instability(MSI)解析における有用性と問題点
- PP1000 侵襲下における単球IL-12産生とThl・Th2分化
- PP913 消化器外科領域における分離緑膿菌の分子生物学的検討
- 腎細胞癌異時性膵内多発転移に対する膵全摘の1例
- 消化器癌における不死化の研究 : テロメア・テロメラーゼを指標として(細胞の不死化とアポトーシスに関連した消化器癌研究の現況)
- 163. 先天性胆道閉鎖症における肝門部腸吻合術についての臨床的、実験的検討(先天性胆道閉塞症)
- 術後SIRS症例における単球HLA-DR抗原測定の有用性
- 術後感染対策としてのドレーンの選択
- B12 診断法・治療法の変遷からみた神経芽腫における外科治療の意義
- F51 進行小児固形腫瘍における転移巣の生物学的特性の変化とその治療法(腫瘍(1))
- 肝芽腫10例の臨床的検討
- 88 神経芽細胞腫における N-myc 遺伝子増幅とそれらの症例の臨床的・基礎的検討
- OP-1-056 臨床分離MRSAのphenotypeの変化
- 消化器外科手術侵襲の非特異的生体防御機構に及ぼす影響
- 92 新生児外科手術前後の生体防御機構 : 顆粒球機能・血中オプソニンを中心に
- 胆嚢異所性胃粘膜の1例
- 空腸動静脈瘻の1治験例
- Y-11 消化器手術後感染における分離菌の検討 : β-lactamase 産生能を中心に(第34回日本消化器外科学会総会)
- C3 膵島細胞症の長期経過例全摘術及び亜全摘術施行例について
- 246 消化器外科手術局所での各種サイトカイン mRNA 産生の実験的検討(第41回日本消化器外科学会総会)
- 示-356 腹腔内感染症における抗生剤治療の生体防御機構に及ぼす影響の検討(第40回日本消化器外科学会総会)
- Compromised hostからみた周術期重症感染
- 31.小児消化管重複症 : 治験例の検討(一般演題, 第24回日本小児外科学会中国四国地方会)
- C10 Differentaial PCRを用いたN-myc遺伝子増幅の迅速診断法
- G10 先天性胆道拡張症再手術例の経過と遠隔成績
- 189 小児横紋筋肉腫症例の検討 : 特に再発例を中心に
- W-I-6 小児外科領域におけるMRSAの疫学的検討
- P-IV-4 画像診断からみた小児腹部外傷症例の検討 : 保存的治療の適応を中心に
- S-II-2 マススクリーニング施行後の神経芽腫の分子生物学的特性の検討 : 施行前症例と比較して
- 12.肝門部胆嚢吻合施行後, 再手術として胆嚢粘膜温存・肝門部空腸吻合を施行した1例(第17回胆道閉鎖症研究会)
- 33.回盲部重複腸管の2例(第30回日本小児外科学会中国四国地方会)
- 16.新生児肝間葉性過誤腫の1例(第32回中国四国小児がん研究会)
- 243 MRSA感染症の検討
- 64 感染時の手術侵襲に対する生体防衛反応の検討 : 急性虫垂炎を対象として
- 12.マススクリーニングを受診した神経芽腫症例の検討(第31回中国四国小児がん研究会)
- 示-87 胆道内分泌腫瘍の2例(第37回日本消化器外科学会総会)
- 25.小脳失調を呈した神経芽腫の1症例(第30回 中国四国小児がん研究会)
- 23.特異な部位から発生した神経芽腫の2例(第30回 中国四国小児がん研究会)
- 13.拡大肝葉切除を行った肝芽腫の2例(第30回 中国四国小児がん研究会)
- 示-5 胎便性腹膜炎の治療方針の検討
- W-II-9 神経芽腫の予後因子としてのN-myc遺伝子の増幅、発現、N-myc蛋白産生の検討
- 274 虫垂穿孔性腹膜炎時の化学療法上の問題点の検討 : 特に薬剤感受性の面から
- 165 新生児消化管穿孔例の検討
- P-5 潰瘍性大腸炎に対する直腸粘膜技去・回腸肛門吻合術の検討
- 穿孔性腹膜炎に対するsulbactam/ampicillinの臨床効果と安全性
- B-048 胆道拡張症自験例の検討 : 術式の変遷から