原子核物理学の曙と発展(<シリーズ>日本の物理学100年とこれから)
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概要
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日本は原子核物理学の分野では初期の段階から重要な貢献を行っている.1903年の長岡半太郎の原子の土星モデルは原子核そのものの予言でもあった.さらには, 1935年の湯川秀樹の中間子論は中間子が原子核内の核子を結合させる役目をしていることの提案であった.その後の1937年に完成した阪大と理研でのサイクロトロンは実験の分野でも最先端の研究を可能にした.これらの初期の偉大な研究に支えられて, 日本がまさしく世界をリードする形で原子核物理学が発展して現在に至っている.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2005-04-05
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