電子加速器による原子核物理学の展望
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概要
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電子を用いた原子核の研究はますます発展し, 現在世界各地に第3世代の電子加速器, 即ち1〜2GeV, 100μA, 100%デューティ・ファクターの電子加速器が計画されています. これらの加速器からのビームは原子核内の核子を他のバリオンに変換し, 新しい自由度の巨大共鳴を研究するために使用されます. 電子は相互作用がよくわかっており, 原子核内の中間子, クォークを探し出し, 核力や核構造を中間子, クォークレベルから研究するのに適しています. 原子核物理学は今新たな発展を迎えようとしています. そこで今までの研究を振り返りながら今後の研究の発展を展望してみたいと思います.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1983-02-05
著者
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