高分子導体の電子状態と金属伝導
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概要
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鎖状高分子を母体とし構造的な乱れの寄与を無視できない導体では,常温で良導性を示すものが得られても,低温では電子が局在化され非金属的になるのが普通で,それは当然なことと考えられていた.しかし,近年,通常金属なみの電気伝導度が実現され,金属導電性が極低温まで維持されるものが得られるようになり,異常な金属相を形成していると思われるものも見出されるようになった.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1995-05-05
著者
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