漕運動の機械的パワーと競技記録
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to calculate the ratios between energy consumption and the following two variables; mechanical power exerted to the oar and to the boat shell. A third ratio between mechanical power exerted to the oar and the mechanical power exerted to the boat shell was also calculated. The subjects of the study were 64 male oarsmen; 8 crews of eight, (mean performance 6'20" ranged from 6'04" to 6'35") including a Japanese champion crew in 1985. The energy consumption (EC) and mechanical power exerted to oar by oarsman (P_o) were measured using n rowing tank in which water was circulated at 3.2m・s^<-1> by motor driven pump. The subject were requested to row for 6 minutes with maximum effort in the rowing tank. EC was estimated by averaging the Vo_2 during 4 minutes to 6 minutes period from the beginning of the rowing exercise. P_o was calculated from the force applied to the oarlock pin and its angular displacement in all strokes during 6 minutes of maximum effort rowing. The progressive power of the shell (P_s) was estimated from the mean velocity of the boat over 2,000 meters and the total boat mass including all oarsmen, coxswain, and rowing apparatus using a equation introduced by Secher and Vaage (1980). EC, F_o, and P_s of a crew were obtained by averaging the values of 8 oarsmen in EC, P_o, P_s, respectively. Performance time was related significantly to the following ratios, P_s/P_o, P_s/EC, and P_o/EC. From these results, it was suggested that the better skilled crews are consisted of those individuals with similar rowing patterns, and are able to better transfer the force exerted to the oar by the oarsmen to the shell. A crew with a higher mechanical efficiency will obtain a more successful performance,and those ratios reflect as the important factors on successful rowing performance.
- 社団法人日本体育学会の論文
- 1987-12-01
著者
関連論文
- 362.レジスタンストレーニング効果の特異性 : ウェイトリフターとボディビルダーの比較
- 361.ウェイトリフターとボディビルダーにおける筋特性の比較
- 60.ボディビルターの骨密度と筋パワー
- 041なD05 ボディビルダーとウェイトリフターの肘関節伸展および屈曲における単位筋断面積あたりの筋力
- MRIによるヒトの膝伸筋・膝屈筋における形態的特性および生理学的断面積当りの筋張力
- 363.3週間のベッドレストがヒトの下肢骨格筋の形態的特性に及ぼす影響
- 1. 足関節の角度変化が下腿筋群の筋容積,解剖学的断面積および筋長に及ぼす影響
- 42.筋力発揮における筋容積および筋腹部位の筋横断面積の影響について
- 思春期前児童における肘関節屈曲の静的筋力トレーニング効果
- 244.エアロビックダンス指導者の骨密度
- 発育期の生徒における形態および体力の個人差についての基礎的研究 : 中学1年生男子生徒の骨年齢・脂肪厚筋厚・最大酸素摂取量・パワーについて
- 317.運動習慣のある中高年の女性の骨密度
- 0731609 発育期における筋出力の経年的変化 : 中学生男子を対象としたウインゲートテストの場合
- 0430903 中高年女性における年齢と筋パワー出力特性
- 0430803 中高齢女性の骨密度と筋厚・皮下脂肪厚分布パターン
- 0511204 回転振動法による中学生・高校生の身体慣性モーメント
- 7. Komaba Growth Study(KGS) : 各種無酸素的パワー測定法の差異と相関について(第90回日本体力医学会関東地方会)
- 559 剣道打撃動作時の指力の分析 : 竹刀型把持力計による
- 発現筋力と血流負債 : 運動生理学的研究
- 534 走運動中の外的パワーに及ぼす加重負荷の影響
- 4084 重量負荷走時における呼吸循環反応
- トレーニング作業姿勢が有酸素的作業能力に及ぼす影響
- 女子ウェイトリフティング選手の身体組成と競技成績について
- 1312804 女子中高年齢者にみられる身体組成の日米比較
- 4035 膝関節伸展力と大腿四頭筋断面積の関係からみたスポーツ競技特性
- 196.中高年における筋力トレーニングが筋の形態と筋電図に及ぼす影響
- 6. 日本人一流スピード・スケート選手における筋持久力と筋線維組成との関係 : 第80回日本体力医学会関東地方会
- 最大有酸素性パワーと等速性筋出力の持続能力との関係
- 18. 最大努力筋収縮の継続時にみられる筋疲労の性差 : 第79回日本体力医学会関東地方会
- 10. スピード・スケート短距離選手と長距離選手の筋持久力と有酸素性作業能力 : 第77回日本体力医学会関東地方会
- 日本人一流競技選手の筋厚における性差
- 263.20日間の-6°HDTベッドレスト中の等速性膝伸展トレーニングが最大酸素摂取量に及ぼす影響
- 042なD05 ジュニアおよびシニアウエイトリフターのパワー発揮特性
- 440.一線級重量挙げ選手の形態的特徴と競技力
- 263.ウエイトリフターにおける筋力特性と競技成績について : 生物科学IV (体格・体力,生活など)
- 042H10 ウエイトリフティング選手の身体組成と競技成績について(4.運動生理,一般研究A)
- 041I14 縦断的にみた9才から16才までの身体発達とLTとの関係(4.運動生理,一般研究A)
- 043E03 女子中高年者の筋パワー、身体組成、1日当りの平均歩数と骨密度の関係(04.運動生理学,一般研究発表)
- 7. 乳児にみられるsubcutaneous fatthicknessとskinfold thicknessの関係 : 第94回日本体力医学会関東地方会
- 6. 超音波断層法による皮下脂肪厚・筋厚分布と身体活動量および摂取エネルギー : 第94回日本体力医学会関東地方会
- 超音波断層法による皮下脂肪厚分布と血清脂質
- 043I27 冬季・夏季両五輪出場の女子選手における鍛練された体力特性
- 042H09 クロスカントリースキーの競技成績と最大有酸素性パワーおよび等速性筋出力(4.運動生理,一般研究A)
- 13. 単位面積あたりの筋力からみたトレーニング効果 : 最大下負荷での動的筋力トレーニング
- 日本人青少年の身体組成の研究 : 超音波法と比重法による
- 215. 筋の単位面積あたりの筋力におよぼすトレーニング効果について
- 051311 漕運動におけるストレッチャーの力積がクラッチの力積におよぼす影響(5.バイオメカニクス,一般研究)
- 536 アイソキネティック・ローイング・エルゴメーターによる漕能力評価(5.バイオメカニクス,一般研究)
- あらためて筋力測定の意義を考える(バイオメカニクスキーノートレクチャー,キーノートレクチャーA)
- 東京大学教養学部体育研究室
- 041D19 筋疲労の回復に及ぼすスポーツマッサージの効果(04.運動生理学,一般研究発表)
- 45.筋横断面積と筋厚、筋線維角度との関係
- 041なE15 トレーニングに伴う上腕三頭筋の生理学的断面積および筋線角度の変化
- 437.超音波断層法をもちいた皮下脂肪量、内臓脂肪量の推定
- 418.一流陸上競技(女子)選手の身体的特性について
- 1. 皮下脂肪量および内臓脂肪量を超音波断層法から推定する : 第95回日本体力医学会関東地方会
- 054国B26 関節筋角度の違いが足関節低屈および背屈運動中の等速性筋力に及ぼす影響
- 0410806 伸展速度の違いが大腿四頭筋群の筋放電活動に及ぼす影響について
- 274. 投球動作にみられる肩内旋力の測定 : 測定法に関する生理科学的研究
- 4022 膝関節反復動作のエネルギー量と筋放電量の関係について(4.運動生理学,I.一般研究)
- 535.大学女子長距離ランナーの身体特性と骨密度の関係
- 043E09 10代女子スポーツ選手の皮下脂肪厚と月経(04.運動生理学,一般研究発表)
- 8.女子アルペン・スキー選手における大腿筋断面積比率の特徴 : 第84回日本体力医学会関東地方会
- 093なD11 準高所におけるサッカーの生理的応答
- 093217 アイソキネティック・エキササイズのトレーニング効果 : サッカー選手の持続能力に及ぼす影響(9.体育方法,一般研究)
- 161.超音波法による筋線維角度推定の試み
- 041H02 日本人女子と白人女子の皮下脂肪厚と筋厚
- 27. 中高齢者における多関節動作のパワー発揮特性について
- 042なD04 陸上競技の跳躍,短距離および投擲種目にみられる特異動作パワー
- 女子バレーボール選手の身体組成と体肢組成の特徴について
- 4060 筋代謝におよぼす上肢拳上の影響
- 2. 異なる様式のレジスタンスレーニングが女性の筋横断面積と等速性筋力とに与える影響
- 大腿四頭筋断面積における各種競技選手の特性
- 230.「3週間のベッドレストが関節動作で発揮されるパワーに及ぼす影響」
- 051J01 体肢の組織別横断面積、密度および部分重量について
- 043215 超音波Bモード像による皮下脂肪厚の測定(4.運動生理学,一般研究B)
- 0430803 MRI法による肘関節屈筋・伸筋の生理的筋断面積の測定
- 0420806 肘関節屈筋群の活動様式と活動量
- 0420805 肘関節屈曲トルクに応じた筋活動水準の比較 : 上腕二等頭と腕撓骨筋
- 93. 筋の構造からみた力,速度特性
- 種々の動作様式で発揮されるパワー出力方法の開発
- 3.子どもの筋力の発達に関する横断的研究 : 骨年齢基準による筋力の評価 : 第88回 日本体力医学会関東地方会
- 233. 小学校2,4学年児童における静的筋力トレーニングの効果 : 適応と訓練効果に関する研究 : 第42回日本体力医学会大会
- 166.思春期前児童の筋力トレーニング効果 : 適応と訓練効果に関する研究 : 第41回日本体力医学会大会
- 5025 歩行中の外的機械的仕事(5.キネシオロジー,I.一般研究)
- 201.一般女子学生における皮下脂肪厚と体力の関係 : 超音波法による検討 : 体型,体位,発育発達等に関する研究 : 第41回日本体力医学会大会
- 7. 超音波法による体肢縦断面積測定法の検討 : 第79回日本体力医学会関東地方会
- 肘関節屈曲運動の共同筋活動 : 短縮性,伸長性筋活動の比較
- 1. レスリング選手の急速減量による皮下脂肪厚および身体組成の変化 : 第77回日本体力医学会関東地方会
- 041207 漸増負荷運動時における血中乳酸値とHeart Rate Variabilityの関係について(4.運動生理学,一般研究)
- 漕運動の機械的パワーと競技記録
- 053303 ボート競技における効率と記録(5.バイオメカニクス,一般研究B)
- 041326 相撲選手における10ヶ月間の相撲トレーニングが身体組成に及ぼす影響(4.運動生理学,一般研究)
- 261. 肥満者と相撲選手における身体組成の特徴 : 非競技者の体力に関する生理科学的研究
- 041I06 身体組成との関連でみたスポーツ選手の皮下脂肪厚(4.運動生理,一般研究A)
- 13. 超音波Bモード法による肥満者の皮下脂肪厚及び筋厚 : 第82回日本体力医学会関東地方会
- 043207 形態および筋断面積との関連でみた職業力士の筋力(4.運動生理学,一般研究B)
- 043213 一般成人男女における筋断面積の推定(4.運動生理学,一般研究B)
- 043315 超音波皮脂厚計による体脂肪率の検討(4.運動生理学,一般研究)
- 4072 相撲選手の絶対筋力(4.運動生理学,一般研究)