乳児運動発達検診の考察 : ボイタ法について
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概要
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熊本県水俣・芦北地区で,三カ月乳児運動発達検診を3,030名の全乳児を対象にボイタ法に沿って医師が行い,次の結論を得た.1)受診率は97.6%で,1回の検診で要経過観察と診断した児(ボイタのいう軽度中枢性協調障害以上)は,226児(7.6%)であった.2)226児中,経過観察にて最終的に異常児と診断したのは4例(0.14%)であった.3)ボイタ法による診断法では,fa1se positive例が実際の異常児の56.5倍に達し,多数の要経過観察児および要訓練児を生み出し,検診には不適当な方法と考えられた.4)4例の異常児に共通していた分娩時仮死,早産など周産期異常のチェックが検診にはきわめて重要であり,詳細な病歴チェックが第一義的と考えられた.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1991-02-18
著者
-
佐伯 覚
産業医科大学リハビリテーション医学講座
-
古閑 博明
熊本リハビリテーション病院リハビリテーション科
-
木原 薫
水俣市立湯之児病院リハセンター
-
浅山 滉
水俣市立湯之児病院リハセンター
-
古閑 博明
熊本リハビリテーション病院 整形外科
-
古沢 一成
吉備高原医療リハビリテーションセンター
-
古沢 一成
水俣市立湯之児リハセンター
-
出口 義宏
水俣市立湯之児病院リハビリテーションセンター
-
佐伯 覚
産業医科大学 リハビリテーション医学 講座
-
出口 義宏
水俣市立湯之児病院 リハビリテーションセンター
-
木原 薫
熊本機能病院 薬剤部
-
古閑 博明
熊本リハビリテーション
-
佐伯 覚
日本リハビリテーション医学会専門医会
-
浅山 滉
水俣市立湯之児病院
-
佐伯 覚
産業医科大学
-
浅山 滉
水俣市立湯の児病院 リハビリテーションセンター
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